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木の葉虫
「木の葉虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木の葉虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
銀蛇を闇に描くと、もうそれを小次郎は、ふた太刀とは使わなかった。
風に吹かれた
木の葉虫のように、大地をごろごろと三つほど転がったまま、伸びてしまったのが又八だ....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
に返って、黒々と陽なたに闇を作っていた。 ――すると、その中に、莚を体に巻き、
木の葉虫みたいに眠っていた男がある。ふとこっちへ、擡げた首をぎょッと伸ばして、 ....