木下杢太郎[語句情報] »
木下杢太郎
「木下杢太郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木下杢太郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「Mensura Zoili」より 著者:芥川竜之介
がある。いや、やっぱり船のサルーンかな。それでなくては、こう揺れる筈がない。僕は
木下杢太郎《きのしたもくたろう》君ではないから、何サンチメートルくらいな割合で、....
「木下杢太郎『唐草表紙』序」より 著者:夏目漱石
に対する愉快な義務として、それを認めたのですから。 一月十八日夜 夏目金之助
木下杢太郎様 jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
て頂くおゆるしをうけた。森鴎外先生には「曽我」を新しく書いて頂いた。第二回には、
木下杢太郎氏の「南蛮寺門前」を中沢弘光氏の後景、山田耕筰氏の作曲でやった。吉井勇....
「日記」より 著者:宮本百合子
で大変凄くなって来た。『時事新報』にのって居る写真はよくとれて居る。瀧田氏来訪、
木下杢太郎氏など、内田魯庵氏が大変ほめて下さったそうで、再版を千部すり、第三版に....
「智恵子の半生」より 著者:高村光太郎
運動に加わったりしていたと同時に、遅蒔の青春が爆発して、北原白秋氏、長田秀雄氏、
木下杢太郎氏などとさかんに往来してかなり烈しい所謂耽溺生活に陥っていた。不安と焦....
「ヒウザン会とパンの会」より 著者:高村光太郎
プリの現われであって、石井柏亭等同人の美術雑誌「方寸」の連中を中心とし北原白秋、
木下杢太郎、長田秀雄、吉井勇、それから私など集ってはよく飲んだものである。 別....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
田葵山氏の若い時の話、永井先生の「矢筈草」の発端、フリツルンプや凡骨や都川という
木下杢太郎氏の詩へ出てくる鳥屋の話など、ことに心を惹かれました。もう読んでいても....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
後《ご》とも案外長く或《ある》一派の詩人を悦《よろこ》ばす事が出来るかも知れぬ。
木下杢太郎《きのしたもくたろう》北原白秋《きたはらはくしゅう》諸家の或時期の詩篇....
「享楽人」より 著者:和辻哲郎
五、六年前のことと記憶する。ある夜自分は
木下杢太郎と、東京停車場のそのころ開かれてまだ間のない待合室で、深い腰掛けに身を....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
さげることができない。時代的背景に大差はないのである。 薬師寺についてはかつて
木下杢太郎にあててこう書いたことがある。 「彫刻では、夢殿の秘仏が見られなかった....
「麦積山塑像の示唆するもの」より 著者:和辻哲郎
大学の工学部の赤|煉瓦の建物があったころで、もう四十年ぐらい前になるかと思うが、
木下杢太郎君にさそわれて、佐野利器博士を研究室に訪ね、伊藤忠太博士が撮影して来ら....
「訳本ファウストについて」より 著者:森鴎外
会からの注意を受けて、ようよう入れたのである。その裏に太田正雄さん、文壇での通名
木下杢太郎さんがこの本の装釘をして下すったと云うことわりがきがドイツ文で書き入れ....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
団長が日露役の志士|沖禎介の親父さんで、一等船客の中には京大教授の博士もいれば、
木下杢太郎の岳父さんもいる。中学校長もいれば有名な富豪もいる。銀行の頭取、牧畜家....