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木尻
「木尻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木尻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ややおそく、大川狩にはまだ早かった。河原には堰を造る日傭の群れの影もない。木鼻、
木尻の作業もまだ始まっていない。諸役人が沿岸の警戒に出て、どうかすると、鉄砲まで....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
の片側の燃料置場を、タキジロまたはキジロという語がある。是が炉辺の下座を意味する
木尻と混合して、薪を置く所をキジリという例はまた多いのである。ジロは初頭の子音が....