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木強漢
「木強漢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木強漢の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
めに生れたり故に働くために休養を乞うと。主人のごとく器械に不平を吹き込んだまでの
木強漢《ぼくきょうかん》ですら、時々は日曜以外に自弁休養をやるではないか。多感多....
「野分」より 著者:夏目漱石
女の美しさはなおさらに眼に映る。親の恩、兄弟の情、朋友の信、これらを知らぬほどの
木強漢《ぼっきょうかん》では無論ない。ただ彼の住む半球には今までいつでも日が照っ....