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木曜島
「木曜島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木曜島の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「上海された男」より 著者:牧逸馬
《クルウ》が十七人、機関《エンジン》部が二十一人で、船はこれから一直線に南下して
木曜島で海鳥糞を積み、布哇《ハワイ》を廻って北米西海岸グレイス・ハアバアで角材を....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
なれぬ当時のことで、非常に珍しがられて、港々に盛大なモテナシをうけた。そのとき、
木曜島近海の暗礁にのりあげて船体を破損し、修理のために一ヶ月ほど
木曜島にとどまっ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
風ぞこひしき 十七日、晴れ。午前上陸、暑さを恐れてただちに帰船す。午時出帆して
木曜島に向かう。進航中は涼風入り来たり、かえって暑さをしのぐにやすし。 十八日....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
の奉公先を飛び出した十五のころ、汽車賃が足らず伊勢参りをやめて横浜へ流れたとき、
木曜島に売り飛ばされる寸前、香港で阪大佐太郎に救われたあの日。まるで鉛筆を立てて....