木浦[語句情報] » 木浦

「木浦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

木浦の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:島崎藤村
最初は朝鮮、満洲へ渡って、仁川《じんせん》へも行き、京城《けいじょう》へも行き、木浦《もっぽ》、威海衛《いかいえい》、それから鉄嶺《てつれい》までも行った。支那....
一太と母」より 著者:宮本百合子
ところだろうね朝鮮て! おっかちゃん」 と訊いた。男の人は少し笑顔になった。 「木浦だったね、さっきの話のところは。――木浦なんぞは入口だから、大して内地とは違....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
この婚舎の名称は三韓の古い記録にもあるが、日本に行われていたものは前の長崎|茂木浦などの例のごとく、聟の家に従属せしめたものはあまり多くない。それ以外の様式に....
明石鯛に優る朝鮮の鯛」より 著者:北大路魯山人
程は朝鮮半島の京城から以東をおよそ全部旅行した。その折、太口面(康津郡)すなわち木浦から少し手前、康津で高麗青磁の窯跡を探って、たくさんの資料を蒐集し、帰途、岩....
料理の秘訣」より 著者:北大路魯山人
る。季節で言うと、たいは、三、四、五月くらいがいい。私は五月頃、朝鮮に旅行して、木浦から馬山まで相当長い距離を、海浜に沿って、明石だい以上に美味いたいを、賞味し....