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「木炭画〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

木炭画の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
人並《ひとなみ》の気力はあると見えて、この間のスチュージオには目醒《めざま》しい木炭画が十種ほど載っていた。国朝六家詩鈔《こくちょうりくかししょう》の初にある沈....
油絵新技法」より 著者:小出楢重
える。 素描の方法について 話の順序として、ここに極く概略のデッサンとしての木炭画の方法の概略を述べて置こうと思う。 デッサンの準備 木炭(西洋木炭) 木....
フランダースの犬」より 著者:菊池寛
ろ、アントワープの町では、十八才以下の天分ある少年は、身分にかかわらず、鉛筆画か木炭画の自作の作品を出して、その中一枚だけがえらばれてこの賞金をもらうことになっ....
一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
てもそのまま配達をつづけていましたが、そのパンは別に学生さんが食べるのではなく、木炭画の練習に入用なのでした。その美術学生たちが自分で店頭に買物に来ることもあっ....
美術学校時代」より 著者:高村光太郎
本一平、藤田嗣治、近藤浩一路、田中良などの連中と一緒であった。田中君とは藤島塾で木炭画の稽古を長い間やったことがある。 そうこうするうちに岩村透先生からフラン....
三階の家」より 著者:室生犀星
、八百屋が使用していた。 H新聞の松岡は一人暮しで朝おそく起きると、すぐ内職の木炭画の写真肖像を描くのだったが、職掌柄、師団の方の戦死将校の肖像を引受けていて....