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木管楽器
「木管楽器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木管楽器の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛撫」より 著者:梶井基次郎
だん強くするほど、だんだん強く鳴く。Crescendo のうまく出る――なんだか
木管楽器のような気がする。 私のながらくの空想は、かくの如くにして消えてしまっ....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
秋の部の其角《きかく》孤屋《こおく》のデュエットを見ると、なんとなく金属管楽器と
木管楽器の対立という感じがある。前者の「秋の空尾の上《え》の杉《すぎ》に離れたり....
「映画雑感(Ⅴ)」より 著者:寺田寅彦
の注意を向けてくれる。例えばファゴットの管の上端の楕円形が大きく写ると同時にこの
木管楽器のメロディーが忽然として他の音の波の上に抜け出て響いて来るのである。こう....