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木花開耶姫
「木花開耶姫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木花開耶姫の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
でも、この地球の上はありがたいことにも年に一回は必ずこれは女給ではなく、かの
木花開耶姫が一匙のクリームを天上からそそぎかけると、たちまちにして地上の空気はど....
「霊感」より 著者:豊島与志雄
棚に、壁の丸窓を背にして、一方に仏壇があり、一方には白木の小さな廚子に北辰妙見と
木花開耶姫とが祭ってあります。 静かに読経が始まりました。 無上甚深微妙法 ....
「「日本民族」とは何ぞや」より 著者:喜田貞吉
長狭は、自ら進んで潔くその国土を天孫に奉った。同じく国津神たる大山祇神は、その女
木花開耶姫を献じて、天孫の妃となし奉った。そして天孫の御子なる彦火火出見尊、その....
「火葬と大蔵」より 著者:喜田貞吉
事実上屍体を焼くという事は、太古以来行われていたに相違ない。天孫|瓊々杵尊の妃|
木花開耶姫は、無戸の産室に籠って火を放って自ら焼かれたとある。幸いにその四柱の御....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
比売神社の祭神は、同書に壱岐図説を引いて、忍穂耳尊の妃|栲幡千々姫命と、稚日命・
木花開耶姫命・豊玉姫命・玉依姫命だとしてあるが、果して旧説承けるところがあるか否....
「山の人生」より 著者:柳田国男
が、これを無格社以上の社殿の中に斎くとすれば、すなわち神の名を大山祇命、もしくは
木花開耶姫尊といい、稀にはその御姉の岩長姫命とも称えて、何とかして「神代巻」に合....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
う話も残っています。日向の都万神社のお池、花玉川の流れには片目の鮒がいる。大昔、
木花開耶姫の神が、このお池の岸に遊んでおいでになった時、神様の玉の紐が水に落ちて....