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木蘭色
「木蘭色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
木蘭色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
、胸は病気のせいか瘠せて薄くなり、腹はどの水死人にもあるように肥満してはいない。
木蘭色《もくらんじき》の直綴《ころも》を着ているが、紅い蹴出しなどをしていないと....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
へ、後園の花|二枝三枝|剪んで床の眺めにせんと、境内あちこち逍遙されし朗円上人、
木蘭色の無垢を着て左の手に女郎花桔梗、右の手に朱塗の把りの鋏持たせられしまま、図....