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末広亭
「末広亭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
末広亭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「亮の追憶」より 著者:寺田寅彦
胃のぐあいが悪い。学校を休む事にきめる。弟も休んでいる。絵をかいて暮らした。夜は
末広亭へ雨がどしどし降るのに出かける。かなり大きな薄暗い小屋に二三人しか客が見え....
「寄席の没落」より 著者:田中貢太郎
てやった。 そんなことがあってから後のことであった。某日、五明楼玉輔が人形町の
末広亭から岡吉へ往って、木戸から客席の庭を通って楽屋の方へ往こうとしたところで、....
「初看板」より 著者:正岡容
いまに出世をして大三治だろうとこう言ってくれ、しかもそれからはこの東京で指折りの
末広亭が年に十二本柳派をかけるのですが、そのたんびに必ず私をつかってくれ、したが....