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末広鉄腸
「末広鉄腸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
末広鉄腸の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
散士柴四朗「佳人之奇遇」、「東洋之佳人」、矢野竜渓の「経国美談」、「浮城物語」、
末広鉄腸の「雪中梅」、「花間鶯」、木下尚江の「良人の自白」、「火の柱」、内田魯庵....
「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」より 著者:内田魯庵
ゝけで少しも文学を解していなかった。議会の開けるまで惰眠を貪るべく余儀なくされた
末広鉄腸、矢野竜渓、尾崎咢堂等諸氏の浪花節然たる所謂政治小説が最高文学として尊敬....
「文学における今日の日本的なるもの」より 著者:宮本百合子
た経世家として、自身を感じていたのであった。 福沢諭吉は勿論のこと、東海散士、
末広鉄腸、川島忠之助、馬場辰猪等にしろ、自身と専門的な作家、小説家の生活とを結び....
「明治十年前後」より 著者:淡島寒月
記事で埋めて、演芸を復活させようとつとめた。 そのうち、かの『雪中梅』の作者|
末広鉄腸が、『朝日新聞』に書いた。また服部誠一翁がいろいろなものを書いた。寛(総....
「田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
末松青萍《すえまつせいひょう》、福地|桜痴《おうち》、矢野|竜渓《りゅうけい》、
末広鉄腸《すえひろてつちょう》がある。 夫松さんは伊藤博文の愛婿《あいせい》で....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
の保安条例で東京を逐われて、しばらく大阪に住んでいた。政治論の盛んな時代で、かの
末広鉄腸居士の政治小説『雪中梅』などが盛んに行なわれたので、機を見るに敏なる大阪....
「四十年前」より 著者:内田魯庵
つ在官者よりも自由であって、大抵|操觚に長じていたから、矢野龍渓の『経国美談』、
末広鉄腸の『雪中梅』、東海散士の『佳人之奇遇』を先駈として文芸の著述を競争し、一....