末恐ろしい[語句情報] » 末恐ろしい

「末恐ろしい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

末恐ろしいの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
次郎物語」より 著者:下村湖人
手に自分でそれを引き出して来て食べもした。そのために、お祖母さんは俊亮の前で、「末恐ろしい子」だとか、「孫にまでこんなに馬鹿にされては、生きている甲斐がない」と....
鮟鱇一夕話」より 著者:北大路魯山人
るものであろう。欲をいえば、今少し急がず落ち着き払って経験を積まれたら、味覚界で末恐ろしいひとになるのではないかと思っている。だが、熱海でのわにの話のようなもの....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
を引っぱり出して、外へ行ったというじゃねえか。――今から、そんなまねしやがって、末恐ろしいやつだ」 間もなかった。 そこへ奈良井の大蔵が、 「今もどったよ」....