末木[語句情報] » 末木

「末木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

末木の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔法修行者」より 著者:幸田露伴
ろなど、また信玄一流の大きさで、飯綱の法を行ったかどうか知らぬが、甲州|八代郡|末木村|慈眼寺に、同寺から高野へ送った武田家品物の目録書の稿の中に、飯縄本尊|并....
鴎外・芥川・菊池の歴史小説」より 著者:宮本百合子
よって長崎に渡り、南蛮渡来の伽羅の香木を買いに行ったとき、本木《もとき》を買うか末木《すえき》を買うかという口論から、本木説を固守した彌五右衛門は相役横田から仕....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
思わねえし、聞きたくもねえのだが、ロクなことはあるめえよ、本木《もとき》にまさる末木《うらき》なしでなあ、人間、一ぺん夫婦となった以上は、どっちにどういう間違い....
興津弥五右衛門の遺書」より 著者:森鴎外
向き候。幸なる事には異なる伽羅の大木渡来いたしおり候。然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差下され候|伊達権中納言殿の役人ぜひとも本木....
興津弥五右衛門の遺書(初稿)」より 著者:森鴎外
出向き候。幸なる事には異なる伽羅の大木渡来致しおり候。然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差下され候|伊達権中納言殿の役人ぜひとも本木....