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「本初〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本初の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
細木香以」より 著者:森鴎外
を附記した。幸に芥川氏はわたくしに書を寄せ、またわたくしを来訪してくれた。これは本初対面の客ではない。打絶えていただけの事である。 芥川氏のいわく。香以には姉....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ね。さっぱりとして生々した名がいいことね、案外初子なんてよくないのでしょうか、宮本初子、わるくないでしょう、正子はどうでしょう、豊田正子がいるからだめ? 宮本正....
三国志」より 著者:吉川英治
は見られた。 これなん、漢の司徒|袁安が孫、袁逢が子、袁紹であった。袁紹|字は本初といい、汝南汝陽(河南省・淮河上流の北岸)の名門で門下に多数の吏事武将を輩出....
日本文化の特殊性」より 著者:戸坂潤
の資本制(後的)文化とで、初めて対立が発生するわけだ。併しそれも、東洋と雖も、日本初め支那その他も亦、一定の特定条件の下に一応は資本主義化して行きつつあるわけだ....