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本動
「本動〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本動の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
植物や特殊の文明も全然欧洲人に理解されていなかったであろう。其のシーボルトの『日
本動植物譜』は特に我が文明の為に紀念すべき書たるに留まらず、古今の博物書中の大著....
「共軛回転弾」より 著者:海野十三
だ拙い。 「あの泥棒は逃がしてやった。それにわしはすっかり腹がくちくなって、指一
本動かすのも大儀じゃったからなあ」 「まあ、いつもの先生なら、決してお逃がしにな....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
日には、あの器械的心理試験が、いったいどうなってしまうんだろう。しかし僕は、指一
本動かさせただけで、また詩文の字句一つで発掘を行い、それから、詩句で虚妄を作らせ....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
てうなずくと、そっと小沢の方へ寄り添うて来た。 小沢は身動きもしなかった。指一
本動かさなかった。そして、 「君は今まで……」 と、思わず野暮な声になって言っ....
「四つの都」より 著者:織田作之助
神戸は日本の生産力の中心地で……」 三一 校庭。 清子が高等科の女の子に薙刀の基
本動作を教えている。 「エイ!」 「オウ!」 「エイ!」 「オウ!」 やがて、授....
「おせん」より 著者:邦枝完二
いるんだ。今さらお前さんとこの太夫が、金鋲を打った駕籠で迎えに来ようが、毛筋一|
本動かすような女じゃねえから安心しておいでなせえ。痴話喧嘩のとばっちりがここまで....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
。 私らは進化論のように時間的に空間的に区別せられたる人間と人間との間に生の根
本動向から愛を導き出すことはとうてい不可能である。ここから出発するならば対人関係....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
さあ、ビル、そのままで坐ってろよ。」と乞食が言った。「眼は見えなくても、耳は指一
本動かしたってわかるんだ。用事は用事さ。お前の右の手を出してくんな。小僧、奴の右....
「水晶の栓」より 著者:新青年編輯局
椅子に支えつつ、怖れと駭きの眼を見開いて両者の挌闘を見詰めている。もし彼女が指一
本動かしてどちらかに加勢すれば、その方は正に勝利を得るのだ。しかし、彼女|果して....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
日本の文化を今日まで背負って来たのだ。この民族の文化的使命を人類世界に発揮する根
本動力が彼等赤|毛布《ゲット》の群なのだ……。 ほかの連中はイザとなると逃げ失....
「人形芝居に関するノオト」より 著者:竹内勝太郎
依ってのみ動く。人間は人形の命ずる処に従って人形を動かしているのに過ぎない。指一
本動かすのも人形自身が動かさせているのであって、人間自らがその意志でこれを動かし....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
構造である、歴史的社会――それはシェーラーによれば要するに人間生活である――の根
本動力は、従来の有態で露骨な観念論の体系とは反対に、精神ではなくて却って生物的な....
「技術と科学との概念」より 著者:戸坂潤
例の技術に大きな関係があることで、自然科学自身と技術とで、どっちが自然科学史の根
本動因であるかという問題だ。 技術の発達が決定的原因で科学自身の発達は副次的原....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
はなくて、物質的存在がその内部的必然性によって展開を余儀なくされる場合の物質的根
本動力を、論理的な範疇を借りて云い表わした一表現に他ならぬ。厳密に云えば論理上の....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
たらば文学という温室産のモヤシを社会の汐風に耐え得るものにするか、という興味が根
本動因をなしている。文芸時評は専門家の楽屋のぞき的な作品批評や作家批評ではなく、....