本学[語句情報] » 本学

「本学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本学の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
モラリスト達は(モンテーニュから始まる――モンテーニュは関根秀雄教官のおかげで松本学議員から賞金を拝受した)、多くは時代々々の勤労大衆とは縁のない連中ばかりであ....
読書法」より 著者:戸坂潤
ューの外交であるこの筆者が、相当の犠牲者である所以である。 「読書法日記」は『日本学芸新聞』にその名で連載したものであり、「ブック・レヴュー」は『唯物論研究』の....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
題にならないのもやむを得ない次第であろう。そのうちにだれか西洋で毛色の変わった日本学者がこの連句芸術を「発見」して、これを驚嘆し礼賛《らいさん》し宣伝する日が来....
小浅間」より 著者:寺田寅彦
に電池のわずかな費用を節約しつつ、たくあんをかじり、渋茶に咽喉を潤してそうして日本学界の名誉のために、また人間の知恵のために骨折り働いているのである。 ろうそ....
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
を阻止されつつあるのが事実である。 * 一九三二年秋、相談に着手し始めた処の「日本学術振興会」の創立の如きは、何もこの点の反証にはならぬ。なぜなら之は結局一方に....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
に個人々々の思いつきで、或いは農本主義とか(後藤内相)或いは「邦人主義」とか(松本学)を唱えるだけで、事実一向にまとまりがない。政党政治家も亦、彼等が地主・ブル....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
る文芸出版物の統制指導の機関を意味するのだというのが、世間一般の解釈であった。松本学氏の手になる文芸懇話会の官許版だというわけだ。この文芸懇話会の文芸統制の社会....
社会時評」より 著者:戸坂潤
?の間に)教授団に限る。その次は文部省のお役人が之を審査する。尤も文芸懇話会の松本学氏のような人を学長か総長にすれば、この学長か総長がよろしく工作を※むかも知れ....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
るということを注意しなければならないが、ところで、多数の大衆作家達が前警保局長松本学氏の後押しで「帝国文芸院」運動をはじめたことは有名だ。後の「文芸懇話会」「国....
学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
受領手続と公共図書館規程とを授け、 第三学年綴字科において辞書の引き方を授け、本学年より全ての児童をして図書館より特許票を受領し且つ使用せしむ 第四学年読方....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
。天平の写経が石山寺に十箱ある。こんなにたくさんある物を比較しないということは日本学者の恥だ。またこれを比較したが、それを出版しないということは不都合である」と....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
宗教に関したる書類また多し。西洋なおかくのごとし、いわんやわが国においてをや。日本学はもちろん東洋の諸学を研究するの必要、推して知るべし。 西洋人の評論、著作....
西航日録」より 著者:井上円了
る日再びリーズ市に至り、同地なる工業大学校を訪い、図らずも奥田早苗氏ほか三名の日本学生に面会するを得。五人相対して午餐を喫し、終日日本談話の歓を尽くせり。 余....
思想動員論」より 著者:戸坂潤
の思想統制・文化統制・の、最後の統一的な推進の発展段階だと見られるからだ。 松本学氏が文芸懇話会を解消する理由として、帝国芸術院が出来たからもう要らなくなった....
一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
論日本型の)のために、半官半民の形を以て、援助に出馬したのは、しばらく前からの松本学氏の如き人物である。その仕事の系統は国維会(岡田内閣成立前)に発して本年に於....