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本注
「本注〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
本注の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
も半七に余計なお世辞などを云っていた。きょうは亀吉が一緒であるので、半七も酒を一
本注文した。 「ここらにゃあ顔役とか親分とかいうものはいねえかね」と、半七は訊い....
「縮図」より 著者:徳田秋声
き添ってくれたが、そろそろ両国まで来たと思うと患者は苦しみ、橋の袂で休んでまた一
本注射したりして、どうにか辿り着いたのであった。 家では大きい妹の時子も、下の....
「女給」より 著者:細井和喜蔵
え。」 笑楽のおやじは半分登恵子にも当てつけるように言った。 「お客がビール一
本注文したら三本位持って行って了うのだよ。カツレツなんか注文したら、そんな吝《け....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
ぶりやっているんだから。と、きめて、ある日、差し入れの弁当のほかに、白葡萄酒を一
本注文した。 Ca va ! Ca va ! というのは、よかろうよかろうくら....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
あったと覚えて居りますが、どうだったかしら。これと一緒にハガキを書いてアグネスの
本注文して見ます。ドイツ語のはあるが、私には駄目。だが、この頃はフランス語とドイ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
にないそうですからこっちから送りましょう。
丸善の
本注文しました。研究社へきいたら出版と同時に送ったという返事でした。まだつかない....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ように。 隆治さんからハガキが来てうれしゅうございます。マライです。マライ語の
本注文しましたから、来たら又お茶や薬やと一緒に送りましょうね。消しだらけのハガキ....
「冒した者」より 著者:三好十郎
浮山 よしてくれ! よしてくれ! 君と言う人間は何をするかわかない! 舟木 一
本注射を打って人間を永久に狂人にする薬はまだ発明されていないよ。又この場でこの人....