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「本相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本相の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
世界の「料理王逝く」ということから」より 著者:北大路魯山人
話に価するような者は一人もいないようだ。 日本料理と西洋料理との根本相違 もっとも日本料理と西洋料理とは、根本的に行方が違うようである。西洋料理....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
鳥は私の乗込んだ団平船の高い艫の方に大きく膨れてかがんでいたが、いかにも楽天家の本相をあらわしていた。そうして事毎に「神戸神戸。」で話は持ちきっていた。何でも明....
雁坂越」より 著者:幸田露伴
面をして微に点頭た。源三の腹の中は秘しきれなくなって、ここに至ってその継子根性の本相を現してしまった。しかし腹の底にはこういう僻みを持っていても、人の好意に負く....
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
馬町、赤坂一ッ木など、最寄りもよりになお幾つもある。 就中観音の市では羽子板の本相場がきまり、明神の市では門松の値が一定する。その他愛宕の市で福寿草の相場がす....
水甕」より 著者:豊島与志雄
は使えませんでした。そして帰国してからは、自らそれを警戒する習慣となりました。中本相手の時には用心しながら使って仕合せでした。も少しで危いところでした。 けれ....
悟浄歎異」より 著者:中島敦
鼻は長蛇《ちょうだ》のごとく牙《きば》は筍《たかんな》に似たり。牛魔王堪えかねて本相を顕《あら》わし、たちまち一匹の大|白牛《はくぎゅう》たり。頭は高峯《こうほ....
教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
ていられるものでない。人という字を見ても、或る説文学者の説には、倒れかける棒が二本相互に支うるの姿勢で、双方相持になっているのが人だということだ。我々は社交的の....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
の、情感的なものを追い出してしまう。彼等はアリストテレス的没主観の認識で、事物の本相に深く透入しようと考えている。 だから主観派と客観派とは、結局言ってそのイ....
三国志」より 著者:吉川英治
気でいいつけた。 出来合いの平和主義も、意のままにならないので、立ち所に憤怒の本相をあらわす気とみえる。彼が立腹したら何をやりだすか分らない。紀霊も非常に恐れ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
羅刹地獄の六道の娑婆苦も能く救うというお地蔵さまも、まことは、一仏二体がその本相であり、半面は慈悲をあらわしているが、もう半面の裏のおすがたは、忿怒勇猛な閻....
私本太平記」より 著者:吉川英治
げて。 「水を、水を…… 旅僧、水が欲しう候ふ…… 水を給び候へ」 と、狂女の本相そのものをあらわして叫ぶので、安富浄明は何も思わず、うしろの井戸から小桶に水....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
さず斬り伏させずにはやまないかにみえた。 思うに、今こそ、弦之丞が剣をとっての本相は、かれが平常の、白皙柳眉の柔和仮面をかなぐりすて、獅身夜叉面のおそろしき本....