本草和名[語句情報] » 本草和名

「本草和名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本草和名の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
丹波康頼の『康頼本草』、釈蓮基の『長生療養方』、次に多紀家で校刻した深根輔仁の『本草和名』、丹波|雅忠の『医略抄』、宝永中に印行せられた具平親王の『弘決外典抄』....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
……こいつはちょっと難物だぜ、大医博士深根輔仁《おおいはかせふかねすけひと》の『本草和名《ほんぞうわみょう》』にもねえ全く変り種だ、だろう、多分なあ、こいつがそ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
用することは出来ないはずである。そしてそれを昔の深江輔仁《ふかえのすけひと》の『本草和名《ほんぞうわみょう》』にあるように百合を和名由里(ユリ)、また源順《みな....
カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
は書いたが背中に冷汗がにじんできた。 今から千余年も遠い昔にできた深江輔仁の『本草和名』には、加岐都波太、すなわちカキツバタを蠡実、一名劇草、一名馬藺子等と書....
くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
、蝦蟆の類にタニグクまたはククの名あることを知らぬ。 ことに蟾蜍には、和名抄・本草和名・新撰字鏡・伊呂波字類抄以下、すべて比支(或いは比支加閇留)と訓してある....