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「本草家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本草家の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
、大要は似て居るから本草学者がこれを猯一名猪※に当てたのだ。しかしよく考えると、本草家ならでも丹峯和尚もこの獣を知りて猪※に当て※猪と書いたので、その頃これをカ....
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
七の若いものに、畠いじりは第一無理だし、南瓜の蔓は焚附にもならぬ。町に、隠れたる本草家があって、その用途を伝授しても、鎌を買う資本がない、従ってかの女、いや、あ....
加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
た。 真っ先に立ち上がって発言したのは大和日出夫の父であった。 「拙者は日本の本草家|大和節斎と申す者でござる」 これを聞くと紋太夫は驚いたような顔をしたが....