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「本説〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

本説の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
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真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
りこ》むようにして、上から與右衞門が乗掛って、砂で息を窒《と》めて殺したと云うが本説だと申す事、また祐天和尚《ゆうてんおしょう》が其の頃|脩行中《しゅぎょうちゅ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
訶薩※王子虎に血を施した話の序《ついで》に長々しく述べた訳じゃ。 唐義浄訳『根本説一切有部毘奈耶破僧事《こんぽんせついっさいうぶびなやはそうじ》』巻十五に昔|....
十二支考」より 著者:南方熊楠
来五百生の内、常に五百金銭を与えて、彼女と非法を行うたと仏が説かれた。これで仏の本説は、人の善《よ》き事は善く、悪《あ》しき事は悪しく、箇々報いが来り、決して差....
十二支考」より 著者:南方熊楠
寺門屋下に鴿《はと》蛇猪を画いて貪《どん》瞋《しん》痴《ち》を表せよと教え(『根本説一切有部毘奈耶』三四)、その他蛇を瞋恚《しんい》の標識とせる事多きは、右の擬....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の『仏本生譚《ジャータカ》』にも見えるが、唐訳律中のほど面白からぬようだ。 『根本説一切有部毘奈耶』にいわく、昔北方の販馬商客《うまうり》五百馬を駆って中天竺へ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
王に生まれ、昔の願力に由ってこの厄難を免れたと。この話自身は余りゾッとせぬ(『根本説一切有部毘那耶《こんぽんせついっさいうぶびなや》』四七、『雑宝蔵経』七参酌)....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ってその人相応の飾りや肩書は必要と見える。この類の話し古くインドにもあった。『根本説一切有部毘奈耶破僧事《こんぽんせついっさいうぶびなやはそうじ》』十八から十九....
十二支考」より 著者:南方熊楠
りで、身短く毛長く多く食い睡眠し、浄処を喜ばざるは猪中より生まれ変るといい、『根本説一切有部毘奈耶』三四に、仏諸比丘に勅して、寺門の屋下に生死論を画かしむるに、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
嫁が君」。去来《きょらい》がいわく、除夜より元朝掛けて鼠の事を嫁が君というにや、本説は知れずとぞ、今按ずるに年の始めには万事祝詞を述べ侍《はべ》る物にしあれば、....