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朱に交われば赤くなる
「朱に交われば赤くなる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朱に交われば赤くなるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
の前の清書の時は竹だったにね。(松若より草紙を受け取り、広げて見る)なるほど、「
朱に交われば赤くなる」だね。だいぶしっかりして来たね。も少し字配りをよくしたらな....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
ちゃんの方が上手ですわ。「交」の字だけは芳正の方がいいかも知れないけど……」 「
朱に交われば赤くなる」という清書をひろげて、夫人はこんな風に言うのだ。自分の子の....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
主従という仲はあるまい。しかし藪田助八には、かたい信念があってのことだった。――
朱に交われば赤くなる――なんていう諺は、素質を措いてのはなしで、真の素質というも....