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朱を入れ
「朱を入れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
朱を入れの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戯作三昧」より 著者:芥川竜之介
り読み返すのが、彼の昔からの習慣である。そこで彼は今日も、細い行の間へべた一面に
朱を入れた、何枚かの原稿を、気をつけてゆっくり読み返した。
すると、なぜか書い....
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
ませんが、それでも今とは違いますから、銭湯にでも行けば屹と一人や二人は背中に墨や
朱を入れたのが泳いでいたものです。中には年の行かない小僧などをつかまえて、大供が....
「道草」より 著者:夏目漱石
とても読む勇気がないね。ただでさえ判明《わか》らないところへ持って来て、むやみに
朱を入れたり棒を引いたりしてあるんだから」 健三の父と島田との懸合《かけあい》....
「二つの松川」より 著者:細井吉造
ほどである。水の美しさは谷の相をやわらげるけれども、片桐松川では逆に谷の険悪さに
朱を入れたすごみを奏しているにすぎない。 うちに貯水池が出来るひどい雨漏り天幕....