朱字[語句情報] » 朱字

「朱字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

朱字の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
紅黄録」より 著者:伊藤左千夫
は話しながらもひそひそと語り合ってる。 去年母の三年忌で、石塔を立て、父の名も朱字に彫りつけた、それも父の希望であって、どうせ立てるならばおれの生きてるうちに....
雑記帳より(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
は墨で片側は朱で書いてあるのを、出勤したときは黒字の方を出し、帰るときは裏返して朱字の方を出しておくのである。粗末な白木の札であるから新入りでない人の札はみんな....