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杉田玄白
「杉田玄白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
杉田玄白の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蘭学事始」より 著者:菊池寛
一
杉田玄白が、新大橋の中邸を出て、本石町三丁目の長崎屋源右衛門方へ着いたのは、巳刻....
「パンドラの匣」より 著者:太宰治
ろうか、淡々たる口調で、僕たちの祖先の苦労を実に平明に解説してくれる。きのうは、
杉田玄白の「蘭学事始」に就いてお話して下さった。玄白たちが、はじめて洋書をひらい....
「惜別」より 著者:太宰治
、杉田|玄白も、まず語学の勉強からはじめたようです。藤野先生も最初の授業の時に、
杉田玄白の蘭学の苦心を教えてくれましたが、あなたは、あの時、――」と言いかけて、....
「翻訳の価値」より 著者:宮本百合子
て、偶然渡来した医書や物理書の解読や翻訳に献身した努力と雄々しさとは、前野良沢や
杉田玄白が日本で最初の解剖書となったターヘルアナトミアの翻訳に賭した心血の高貴さ....
「新婦人協会の請願運動」より 著者:与謝野晶子
エテとの事を書かれた美しい一文を読むと、良沢が明和八年四月四日に千住の|骨ヶ原で
杉田玄白、中川淳庵と、婦人の死屍の解剖に立会い、その実験に由って、四年の後の安永....
「レンブラントの国」より 著者:野上豊一郎
るようだが、オランダは三百年前からその方面の科学的進歩はいちじるしく、前野蘭化・
杉田玄白等の学徒が初めて西洋科学を受け入れたのもオランダの解剖学であった。しかし....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
ろで、この長屋は、そのときから八十八|年まえの明和八(一七七一)年に、前野良沢や
杉田玄白たちが、オランダのかいぼう学(生物のからだをきりひらいて研究する学問)の....