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材質
「材質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
材質の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
んでも机の形をしていれば好いぐらいの考えで、十二円五十銭の机を買って来た。これも
材質は※で、それにラックスを塗ったもので、すこぶる頑丈に出来ているのです。もう少....
「荘子」より 著者:岡本かの子
立ちに立ち天地の間に幅をしている。こんな自然の姿があろうか。しかし荘子はこの樹の
材質が使う段になると船材にもならず棺材にもならず人間からの持てあましものの樹であ....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
木を使って何かこしらえて見たいという考えを持っていました。この栃の木という材は、
材質が真白で、木理に銀光りがチラチラあって純色の肌がすこぶる美しいので、かつてこ....
「茶碗の曲線」より 著者:中谷宇吉郎
ある。仏像とか、絵とか、道具とかいうものは、形が非常に複雑であり、その上色だの、
材質だのが、変化無限であるから、科学の方でやっているような簡単で明瞭《めいりょう....