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村荘
「村荘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
村荘の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「振動魔」より 著者:海野十三
って青年紳士は、一葉の名刺をさしだした。とりあげて読んでみると、 「私立探偵 帆
村荘六」 こんな名刺なんか、破いて捨てちまえだと思った。しかしそんなことは色に....
「省線電車の射撃手」より 著者:海野十三
れたことが、随分と多うございますのです」(上目黒の笹木邸内新宅に於て) 「僕は帆
村荘六です。僕は或る本職を持っている傍、お恥かしい次第ですが、『素人探偵』をやっ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
坑道の底部に開いているものは、エレベーター故障事件に発して、炯眼なる私立探偵|帆
村荘六に感付かれたが、軍部は逸早くそれを識ると、数十万円を投じたその地下道を惜気....
「ゴールデン・バット事件」より 著者:海野十三
の駅の近所まで出て、円タクを拾うつもりで歩いていたのだった。連れが一人あった。帆
村荘六なる男である。――例の素人探偵の帆村氏だった。 「君の好きらしい少女は、い....
「鞄らしくない鞄」より 著者:海野十三
《くろぶち》の眼鏡《めがね》をかけ、脣が横に長いのを特徴の、有名なる私立探偵|帆
村荘六《ほむらそうろく》だった。一頃から思えば、この探偵も深刻にふけて見える。 ....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
とはやさしい伯父なのである。 三根夫は扉をあけて、書斎にはいった。 伯父の帆
村荘六は、寝衣のうえにガウンをひっかけたままで、暗号解読器をしきりにまわして目を....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
プロローグ その朝、帆
村荘六が食事をすませて、廊下づたいに同じ棟にある探偵事務所の居間へ足を踏み入れた....
「鬼仏洞事件」より 著者:海野十三
ませんか」 帆村というのは、東京丸の内に事務所を持っている、有名な私立探偵|帆
村荘六のことであった。彼は、理学博士という学位を持っている風変りな学者探偵であっ....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
、また何ごとが起ったかとおどろいた。 「そうだ。本社の研究所へ来ている理学士の帆
村荘六氏にこれを見せるのがいい。あの人なら僕たちよりずっと物知りだから、きっと、....
「怪塔王」より 著者:海野十三
人はたいへんふしあわせな兄妹で、小さいときに両親をうしないました。そののちは、帆
村荘六という年のわかいおじさんにひきとられ、そこから東京の学校にも通わせてもらっ....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
船長は、自分の名刺をつかって、紹介状をかいてくれたのであった。宛名を見ると、「帆
村荘六どの」としてあった。 帆
村荘六? どこかで聞いたような名前だった。船長は....
「崩れる鬼影」より 著者:海野十三
でも末は地球上に一度も現れたことの無い名探偵になるのだということです。探偵名を帆
村荘六といいます。 「民ちゃん、御覧よ」と兄が突然口を切りました。空を指していま....
「人造人間事件」より 著者:海野十三
1 理学士|帆
村荘六は、築地の夜を散歩するのがことに好きだった。 その夜も、彼はただ一人で、....
「暗号数字」より 著者:海野十三
帆村探偵現る ちかごろ例の青年探偵|帆
村荘六の活躍をあまり耳にしないので、先生一体どうしたのかと不審に思っていたところ....
「キド効果」より 著者:海野十三
外の何者でもない、随ってシャーロック・ホームズでもファイロ・ヴァンスでも、また帆
村荘六でもないから、事件の続き具合などを話す気持はない。これは筆者が鳥渡解説をし....