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「束ぬ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒百合」より 著者:泉鏡花
のを、拓は縁に出て送ったが、繁吹を浴びて身を退いて座に戻った、渠は茫然として手を束ぬるのみ。半は自分の体のごときお雪はあらず、余の大降に荒物屋の媼も見舞わないか....