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「条款〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

条款の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
永日小品」より 著者:夏目漱石
約があるときは、八千円の損害賠償を出すと云う項目があるんですよ。ところが彼はその条款《じょうかん》を応用しちまって、どうしても代金を渡さないんです。もっとも手付....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
九 古代の平和条約 現代の平和条約には、往々両国の国境に中立地帯を設けるという条款《じょうかん》があって、将来の衝突を防ぐ用をなしているが、古代の平和条約にも....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
、船に乗り込んでようやくほっとした次第である。僕は乗船中、自己の義務を果たすべき条款に署名した以上、この船にとどまってはいるが、日没後はもう二度と氷の上へはけっ....
空罎」より 著者:服部之総
り候はば、同様の免許之有るべき旨、御立合の規定之有り候。」 最後の点は最恵国|条款《じょうかん》のことをいっているのだが、問題の「第五ヶ条」というのは、安政元....