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来る者は拒まず
「来る者は拒まず〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
云い、朋友は勿論、是まで疎遠に成って居る人や多少の恨みの有る人にまで招状を発し、
来る者は拒まずと云う珍しい開放主義を取った、余は今まで幽霊塔、幽霊塔と世人から薄....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
舎里好がお蔦を連れ込んだ、あの妖異きわまる姿見の井戸である。 去る者は追わず、
来る者は拒まず――これが姿見井戸の金科玉条であった。士農工商のいずれを問わず、ま....
「少年の食物」より 著者:木村荘八
けいつでも「ふ」と読めて気に入るし、去の頭の大きいのが何となく面白くて仕方ない。
来る者は拒まず、去る者は追わず、と。之をこう読んで、それからその意味を何となく了....