来寇[語句情報] » 来寇

「来寇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

来寇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
った。 朝鮮の王朝では驚いて為す所を知らず、兎も角と云うので、明の政府へ日本|来寇の報知を為したのである。秀吉朝鮮よりの返答を待つが来ない。 天正十九年八月....
十二支考」より 著者:南方熊楠
興その馬を青獅子と名づけ、時に同飲してわれ汝と同力報国せんと語る。後《のち》金兵来寇するに及び、所部四百騎もて十余戦せるも、大将王権はまず遁《のが》れ、武将|戴....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
れだけのものを持っていけば、必ず地球人類を制圧できるという、自信のついたところで来寇するでしょう。油断はならないのです。相手が準備に費す間に、こっちでもじゅうぶ....
学生と先哲」より 著者:倉田百三
がない。後に書くが日蓮はまれに見る名文家なのである。 この法難から文永五年蒙古来寇のころまで、三、四年間は日蓮の身辺は比較的静安であった。この間に彼の法化が関....
妖怪学」より 著者:井上円了
欽明天皇のとき、仏を入れたるために疫病流行せり、敏達天皇のときも同断なり。蒙古|来寇のときに伊勢の神風あり。アメリカ船初めて来たりしとき、彗星出でたり。また西洋....