来泊[語句情報] » 来泊

「来泊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

来泊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
学士。目下ニオトマムに天幕を張って居る。明日関翁と天幕訪問の約束をする。 昨夕来泊した若年の測量技手星正一君にも面会。星君が連れた若い人夫が、食饌のあと片付、....
関牧塲創業記事」より 著者:関寛
る事あるの奇遇を感じたり。 七日、三角測量吏吉村氏は※別山に三角台を建るが為めに来泊す。 此際道路新設にて、請負人堀内組病者多しとて、藤森彌吾氏を以て頼み来れり....
正義」より 著者:浜尾四郎
与えたものなのだ。 一体、子爵はMホテルにはじめて泊ったわけではない。既に数回来泊して居て森木国松とは大分面識がある。それ所か相当可愛がられてさえ居たらしい。....
八寒道中」より 著者:吉川英治
想像どおりなものだったが、なぜか、制しきれない嫉妬が胸に噪いでいる。また、自分の来泊を知らぬのかと思った賛之丞が、いつの筆法にもなく、腰をすえて、自分を返り討ち....