杯事[語句情報] »
杯事
「杯事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
杯事の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
のでございました。尤も軍務多端の際とて、その式は至って簡単なもので、ただ内輪でお
杯事をされただけ、間もなく新婚の花嫁様をお連れになって征途に上られたとのことでご....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
れる。 上ゲ畳の御簾をへだてて。 両家一統、家臣たちまで、その間、ほのかに、
杯事を拝しながら、粛然と、ひかえている。 ――やがて三々九度が終り、同時に、御....