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「東か〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

東かの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
歯車」より 著者:芥川竜之介
こう云う彼等の不幸に残酷な悪意に充ち満ちた歓びを感じずにはいられなかった。 或東かぜの強い夜、(それは僕には善い徴だった)僕は地下室を抜けて往来へ出、或老人を....
」より 著者:芥川竜之介
りに濁った長江《ちょうこう》の水に、眩《まばゆ》い水脈《みお》を引いたなり、西か東かへ去ったであろう。その水の見える波止場《はとば》には、裸も同様な乞食《こじき....
春の潮」より 著者:伊藤左千夫
* 省作は田植え前|蚕の盛りという故郷の夏をあとにして成東から汽車に乗る。土屋の方からは、おとよの父とおとよとが来る。小手の方からは省作....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
愛いい呼鈴の音がした。盲目の老人と、幼い子供の協力によって、警報は発せられた。真東から襲いかかるは、太平洋戦|崩れの、爆撃隊であろう。北の方から、しずしずと下っ....
新学期行進曲」より 著者:海野十三
お前がそんなに勉強しているのならちょっと尋ねるが、颱風が近づいてね、いいかい、真東から風が吹いているんだ。しからば颱風の中心はどの方角にあるか。 母親 颱風の中....
人造人間戦車の機密」より 著者:海野十三
クールのように、大空を下から突きあげている。その合図をうけとった原地人が、砂漠の東から西から南から北から、蟻のように集り寄ってくるのが見られる。なんという夥しい....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
この北赤道海流というやつは、太平洋においては、だいたいわが南洋諸島の北側にそって東から西へ流れている潮の流だ。それはやがて、フィリッピン群島にあたって北に向をか....
地球要塞」より 著者:海野十三
をやるには、かなりいい受信機をもっていないと駄目である。 「ふーん、約七十キロ、東か。よし、じゃあ、すぐ出かけよう。オルガ姫、魚雷型快速潜水艇の入口をあけておけ....
幽霊船の秘密」より 著者:海野十三
い、方向はとれたか」 「はい、とれました。ほぼ南南東微東です」 「なに、南南東微東か」 局長は受話機を下において、急な口調でいった。 「さあ、すぐ船長に報告だ....
闖入者」より 著者:大阪圭吉
月が開き直った。「私達は始めての土地へ来ると、よく方位上の錯覚を起して、どちらが東か南か、うっかり判らなくなることがありますね。……当時の亜太郎も、きっとそれを....
玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
説明した。三浦介は上総介《かずさのすけ》平広常と共に京都の守護として、このごろ坂東から召しのぼられたのであった。 「そのような武将の冠《かぶ》り物を折りまするは....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
とく、柱のごとく、あるいは十|石入り又は五石入りの甕のごときもの、およそ幾百匹、東から西へむかって隊を組んで行く。朝の辰どき(午前七時―九時)に初めてその前列を....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
でも屈指の繁昌であった。それはこの二つの駅のあいだに箱根の関を控えているからで、東から来た旅人は小田原にとまり、西から来た人は三島に泊って、あくる日に箱根八里の....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ませんよ」 「むむ」と、半七は薄く眼を瞑《と》じて考えていた。「その男は西からか東からか、早く云えば日本橋の方から来たのか、本所の方から来たのか、それも判らねえ....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
、凄い所のようにも思われますが、道の都合で四辻が二つある。それが続いているので、東から来る道がふた筋、西から来る道がふた筋、それに南北の大通りを加えると、道が六....