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東堂
「東堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
居に転じたものがある。平井氏、名は|俊章、字は伯民、小字は清太郎、通称は修理で、
東堂と号した。文化十一年|生で貞固よりは二つの年下である。平井の家は世禄二百石八....
「雪の宿り」より 著者:神西清
すまでもございません。南禅相国両大寺の炎上ののちは、数千人の五山の僧衆、長老以下
東堂西堂あるいは老若の沙弥喝食の末々まで、多くは坂下、山上の有縁を辿って難を避け....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
行ふ。其法は性素樸なる者を択び、斎戒潔浄せしむ。俗に之を護法実と謂ふ。七日に至り
東堂の庭に居らしめ、満山の衆徒盤環呪持すれば、此の人忽ち狂躍を示し、或は咆吼忿嗔....