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東岳
「東岳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東岳の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
ゆ、仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳等天を突き、富岳整然と南アルプスを圧す、塩見岳、
東岳、荒川岳、赤石岳等高く聳えて、互いに高さを競い、蜿々列を作る、南は宝剣、前駒....
「賭博の負債」より 著者:田中貢太郎
、その三行目に、「財を貪り、殺を好む前の徳化県の令張某」としてあった。泰山主者は
東岳泰山の神、金天府は西岳華山の神で、泰山の神の神意によって張はもう死人の籍へ入....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
曇草』は深く梵学《ぼんがく》の奥旨《あうし》を得たり。時人|曰《いは》く、安然は
東岳の唇舌を以て西天の音韻に通ず、才|宏劉《くわうりう》なるかなと。都率超曰く、....
「雪の宿り」より 著者:神西清
に腹ちがいの兄、東福寺の雲章一慶が入寂し、引続いて同じ年に、やはり腹ちがいの弟の
東岳|徴※が遷化して以来のことである。肉親の兄弟でもあり、学問の上の知己でもあっ....
「壁の眼の怪」より 著者:江見水蔭
の里人に発見されたという、そうした伝説が有るのであった。 鷲ヶ巣山、光鷺山、伊
東岳、泥股山などの大山高岳に取囲まれて、全くの別世界。家の建築も非常に変っていて....