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東州
「東州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東州の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ました。波も風もいつか鎮まって、舟は安らかに目的地の岸へ着きました。 海人
東州、静海軍の姚氏がその部下と共に、海の魚を捕って年々の貢物にしていました。 ....
「惜別」より 著者:太宰治
颱風の如く巻き起っていた。その頃すでに、独逸の膠州湾租借を始めとして、露西亜は関
東州、英吉利はその対岸の威海衛、仏蘭西は南方の広州湾を各々租借し、次第にまたこれ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
となった時、駐満大使が設置されて、関東軍司令官が当分兼任することになった。之に関
東州長官を加えれば、所謂三位一体制になるのであって、曽つては関東長官と満鉄総裁と....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ムキになって怒り出す滑稽を笑い、我が国の古来の大美術はもちろん――近代になって、
東州斎写楽《とうしゅうさいしゃらく》の如きでも、その特色を外国人から教えられなけ....