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東慶寺
「東慶寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東慶寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
衣の袖を吹かせながら、この坂の中程に立っていたと云うことを想像したい。 鎌倉の
東慶寺には、豊臣秀頼の忘れ形見という天秀尼の墓がある。かれとこれとは同じような運....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
罷成《まかりなり》候、夫殺され親兄死罪に罷成候上は、其身も尼に致させ、鎌倉松ヶ岡
東慶寺へ差遣候。 卯十月二十七日秋元但馬守 今日より見れば、本件の「む....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
が思い出されてならなんだ」 「尼公さまも、ここ幾夜もお嘆きでございましたが、はや
東慶寺の御門も危うくなりましたので、今暁、五山の僧衆に守られて、円覚寺の奥まった....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
こころみる。六浦一望、なるほど、彼は風流児である。 鎌倉では、杉本寺にのぼり、
東慶寺では偶然、ささき・ふさ女史の苔碑に会う。近くに真杉静枝女史も眠っている。真....