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「東晋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

東晋の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
〉、これは虎をトテムとし祀る巫《かんなぎ》が虎装して針医を兼ねたのだろ、支那でも東晋の李嵩涼州に牧だった時、微行すると道側の虎たちまち人に化けて西涼君と呼んだ、....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
の原本の世に伝わるものは二十巻で、晋の干宝の撰ということになって居ります。干宝は東晋の元帝に仕えて著作郎となり、博覧強記をもって聞えた人で、ほかに『晋紀』という....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ら金餅を得た話の出処を挙げおらぬが、予は二十年ほど前に見出し置いたから出さんに、東晋の仏陀|跋※羅《ばーどら》と法顕共に訳せる『摩訶僧祇律』三十二にいわく、仏舎....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
いたします。これは標題の示す通り、かの『捜神記』の後編ともいうべきもので、昔から東晋の陶淵明先生の撰ということになって居りますが、その作者については種々の議論が....
十二支考」より 著者:南方熊楠
石田君がセーリグマン氏の書いた物より引かれた一条を読んで、近時の南支那にも、昔の東晋時代と同じく邪視を悪眼と呼ぶ事を知り得た。過ぐる大正六年二月の『太陽』二三巻....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
めて直接に支那の国家と交渉を持つに至ったのは、我が国では応神天皇の御代、支那では東晋の末であった、爾来、宋・斉・梁等の、所謂南朝の諸国と交通を重ねたが、その後国....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
うのが一番|肝要な一点において、流通性を欠いているからである。支那の歴史の中で、東晋の恵帝は古今独歩の闇君と認められているが、或る年天下大いに飢え、万民|穀乏し....