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東海林
「東海林〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東海林の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
ソン病という奇病で、副腎の変化から皮膚が鮮かな青銅色になるものでしたが、この方は
東海林徹三という若い男でした。ですから、現在では三つの屍体が、完全な死蝋に作られ....
「創作人物の名前について」より 著者:夢野久作
突飛な名前を持出すと、その一つでも全篇の実感をワヤにする虞がある。又は長谷倉とか
東海林とかいったような稀有の実在名を持出すと振仮名の間違いという恐ろしい危険に陥....
「仇討姉妹笠」より 著者:国枝史郎
え込んで、腰元を数人殺したそうだが、今夜も田安家へ植え込もうとしておる。……彼、
東海林自得斎め、よくよく田安家に怨みがあると見える!」 「お爺さん」とお葉は恐ろ....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
て下さるぞ」 やっぱり酒で真赤な顔をしたまま、元気を付けるように国芳はいった。
東海林桐庵先生は国芳の師匠、中橋の豊国から引き続いてかかりつけの名医だった。その....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
、故小花、それから美ち奴の両君もこの会社から華々しく打ってでたし、新人時代には、
東海林太郎、松平晃、松島詩子君なども、この会社へみな吹き込んでいたものである。 ....