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東温
「東温〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
東温の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雀」より 著者:太宰治
ウで皆とわかれる時にも、じゃんじゃん飲んだよ。」 「イトウ?」 「そう。伊豆の伊
東温泉さ。あそこで半年ばかり療養していたんだ。中支に二年、南方に一年いて、病気で....
「肝臓先生」より 著者:坂口安吾
終戦後二年目の八月十五日のことであるが、伊豆の伊
東温泉に三浦按針祭というものが行われて、当日に限って伊東市は一切の禁令を解除し、....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
奉仕というようなことは、やってくれないのである。 熱海にくらべれば、私のすむ伊
東温泉などは物の数ではない。それでも時折は、こんな奥まで死ににくる人が絶えない。....
「落語・教祖列伝」より 著者:坂口安吾
ンナという言葉をきくと語源を按ずるに苦しむが、奇妙なことに、私のすむ太平洋岸の伊
東温泉地方では汝をウヌと云い、それを自然にウナと呼びならわしているので、ンナとい....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
しいフォームを身につけておいてくれたまえ」 約束して別れた。 そのころ私は伊
東温泉に住んでいた。伊東には川奈に日本一のゴルフ場がある。もっとも、当時は占領軍....
「香魚の讃」より 著者:佐藤垢石
い頂が釣り人を覗いているではないか。 伊豆の東海岸には鮎の川が多いのである。伊
東温泉の松川、河津の河津川、下田の稲生沢川などは南国の流れである。 早春の頃か....
「水の遍路」より 著者:佐藤垢石
は、冬の釣り場として国内屈指の地である。網代と初島の周りは、あまりにも有名だ。伊
東温泉には海も川もあり、鱸も平目も、鮎も山女魚もいる。修善寺温泉を中心とした狩野....