東菊[語句情報] » 東菊

「東菊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

東菊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
ら僕の描いた画を五六枚出して見せた。それは赤い椿《つばき》だの、紫《むらさき》の東菊《あずまぎく》だの、色変りのダリヤだので、いずれも単純な花卉《かき》の写生に....
子規の画」より 著者:夏目漱石
を一纏《ひとまと》めに表装させた。 画は一輪花瓶《いちりんざし》に挿《さ》した東菊《あずまぎく》で、図柄《ずがら》としては極《きわ》めて単簡《たんかん》な者で....
予が出版事業」より 著者:柳田国男
一年前の明治三十六年にも、私はなお山路の菊という本を出版している。是は外祖母の安東菊子の歌集で、同時に出費者も其おばあ様であった。歌も格別おもしろく無いので、私....