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「東軍流〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

東軍流の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
構え、両捨一用卍に付けた。 「ははあ感心、守勢に出たな」 清左衛門は頷きながら東軍流|無反の構え、鉄扇を立てずに真っ直ぐに突き出しじっと様子を窺った。 「エイ....
神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
である。 三 だが南部集五郎、こいつも決して只者ではなかった。東軍流ではかなりの手利《てき》き、同じく飛び退くとヌッと延《の》し、抜き持った太....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、貴公を闇討ちにしようと計ったか、厳重に、調査いたしてみた所、御当家のお客分に、東軍流の兵法家で三宅軍兵衛といわるる仁があるが、その門人と、藩の者四、五名が、謀....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ちにも、豪を誇る人物が多かったらしい。 それに、入道丸方の分家本多では、前から東軍流の流風が尊重されていた。殊に、三宅軍兵衛というのは、躯幹長大で荒木流の捕手....