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「松崎慊堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

松崎慊堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
安井夫人」より 著者:森鴎外
ゅうそ》によらずに、ただちに経義を窮《きわ》めようとする仲平がためには、古賀より松崎慊堂《まつざきこうどう》の方が懐かしかったが、昌平黌に入るには林か古賀かの門....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
。ただ一人、木曾福島の武居拙蔵、その人は漢学者としての古賀※庵に就き、塩谷宕陰、松崎慊堂にも知られ、安井息軒とも交わりがあって、しばらく御茶の水の昌平黌に学んだ....
向嶋」より 著者:永井荷風
がない。しかし京師《けいし》および吉野山の花よりも優っていると言ったものは恐らく松崎慊堂《まつざきこうどう》のみであろう。慊堂は昌平黌《しょうへいこう》の教授で....