松本順[語句情報] » 松本順

「松本順〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

松本順の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
琥珀のパイプ」より 著者:甲賀三郎
て行くともう前の番の人は帰った後で、退役陸軍大佐の青木進也と、新聞記者と自称する松本順三と云う青年との二人が、不完全な番小屋に外套を着たまゝ腰をかけて待っていた....
僕の昔」より 著者:夏目漱石
なしか》で思い出したが、僕の故家《いえ》からもう少し穴八幡のほうへ行くと、右側に松本順という人の邸《やしき》があった。あの人は僕の子供の時分には時の軍医総監では....
自由人」より 著者:豊島与志雄
なさい。」 千重子はちょっと考えて、それから話した。 いったい、千重子の父の松本順造は、北村もよく知ってることだが、無口で几帳面であって、激情などは外面に現....
初看板」より 著者:正岡容
ました。師匠小さんはあなたも御承知のベラベラまくし立てる流弁快弁の人だったので、松本順先生がまるで小鳥がさえずっているようだとて禽語楼の亭号を考えてくだすったの....