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「松永久秀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

松永久秀の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山崎合戦」より 著者:菊池寛
ひどい事をする奴だと思ったに違いない。村重なども、相当重用しながら背かれている。松永久秀などもそうである。 光秀反逆の原因は、丹波の波多野兄弟を、光秀が、命は....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
園が来て『論語』と『史記』とを借りて帰った。『論語』は乎古止点を施した古写本で、松永久秀の印記があった。『史記』は朝鮮|板であった。後明治二十三年に保さんは島田....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
いた。 「室町将軍の奥につかえていたという比丘尼があるし、父は武田の臣だったの、松永久秀の縁類の者だのという女が、この中にはずいぶんある。――平家の没落した後も....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
る。言継卿記に見える上泉伊勢守の天覧などもあるし、義輝はわけて剛勇で、最後の折、松永久秀の兵をうけて、武衛陣の庭上で、数十人の敵兵を斬って遂に斃れたという働きぶ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ものとはいえない。 大仏殿は、聖武の世から、二度焼けている。治承四年の兵火と、松永久秀の戦国初期の兵火と、じつに、どっちも、人間の狂気時代に、焼けている。 ....