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松沢病院
「松沢病院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
松沢病院の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
では増上寺、泉岳寺等も爆撃された。 病院では、慶応病院、鉄道病院、済生会病院、
松沢病院、青山脳病院、名古屋城北病院、県立脳病院など。 学校では慶応大学、早稲....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
千歳村は幸に大した損害はありませんでした。甲州街道|筋には潰れ半潰れの家も出来、
松沢病院では死人もありましたが、粕谷は八幡様の鳥居が落ちたり、墓石が転んだ位の事....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
うで、まだまだホットするのに早過ぎる。 三、監置主義と治療主義 東京府立
松沢病院は日本に於ける最も代表的な精神病院である。処がここで、昨年看護人が患者を....
「足のない男と首のない男」より 著者:坂口安吾
のである。 この先生はつまりまともな仕事が出来ない本性なので、病院へ務めるにも
松沢病院などゝいふ当り前のところは気が向かない。座付作者になるにもインチキ・レビ....
「お魚女史」より 著者:坂口安吾
コリ笑いかけた。私はバカらしくなって笑いだしたが、弁吉は大喜びで、 「ボクねえ、
松沢病院へタネとりに行ったことがあるんだよ。そしたらさ、患者がねェえ、あっちの窓....
「花筐と岩倉村」より 著者:上村松園
というのは妙な言い方であるが、とにかく、岩倉の病院といえば有名なもので、東京では
松沢病院、京都では岩倉病院とならび称される病院なのである。 岩倉へゆけば、狂人....