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松重
「松重〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
松重の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
に二つの屍体を、手に入れることが出来ました。二人とも療養所の入院患者で、一人は黒
松重五郎という五十男で稀しい松果状結節癩。もう一人は、これがアディソン病という奇....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
大力の男が鬼面を冒《かぶ》り、鳥羽の作り道で行客を脅かし追剥《おいはぎ》するを、
松重岩之丞が斫《き》り露《あら》わす条、『石田軍記』三、加賀野江弥八が平らげた伊....
「広場のべンチ」より 著者:豊島与志雄
田や其他数名は、もうはっきりと将来を決定してるに違いなかった。 今日、十内は赤
松重造の事務所へ行った。前以て電話で打合せはしてあったが、赤松は無雑作に五十万円....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ている。 〔教経〕清盛の甥。教盛の次男。能登守。年二十六。 〔資盛〕清盛の孫、小
松重盛の次男。新三位中将。兄の維盛は、屋島を脱出して、高野をさすらい、熊野の海で....