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「板碑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

板碑の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
政時代の宝徳のが唯一つあるが、此は今一つはりがねで結わえた二つに破れた秩父青石の板碑と共に、他所から持って来たのである。以前小さな閻魔堂があったが、乞食の焚火か....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
発一念喜愛心」及び「不断煩悩得|涅槃」の両|聯も、訪客に異様な眼を※らした小さな板碑や五輪の塔が苔蒸してる小さな笹藪も、小庭を前にした椿岳旧棲の四畳半の画房も皆....
知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
の考えを宜ない、国神野上も走りに走り越し、先には心づかざりし道の辺に青石の大なる板碑立てるを見出しなどしつ、矢那瀬寄居もまた走り過ぎ、暗くなりて小前田に泊りたり....